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NEWSPOC比較テストでFreeStyle Comfortが優秀な成績を収めました。(米国発)
ジョージア州立大学の研究で、CAIRE社の携帯型酸素濃縮器の性能が実証される -。
CAIREの携帯型酸素濃縮器FreeStyle® Comfort®は、患者への酸素供給における機器の有効性を評価するために行われたジョージア州立大学の最近の研究で、他社の主要機器を上回る性能を発揮しました。「COPD患者シミュレーションモデルを用いた携帯型酸素濃縮器の比較」というこの研究は、アトランタのジョージア州立大学 Department of Respiratory Therapy, Byrdine F. Lewis College of Nursing and Health Professions at Georgia State University (以下GSU)のRachel Culbreth博士、MPH、RRT, Robert Murray MS, RRT, Kyle Brandenberger博士、Douglas S. Gardenhire, EdD, RRT, RRT-NPS, FAARCが実施したものです。
研究者は、現在米国の携帯型酸素療法市場の大半を占める8つの機器と、設置型酸素濃縮器や臨床環境で患者が受けるのと同様の壁面出力型酸素を含む機器の酸素出力を比較しました。各機器は、実際の使用を想定した様々な状況下での酸素供給能力に基づいて評価されました。
米国では、150万人以上の成人が様々な呼吸器疾患のために酸素療法を行っているとAnnals of the American Thoracic Societyに報告されています。酸素療法は、適切に処方され使用されれば、これらの人々の生活の質を向上させ、生存期間を延長させることができます。
GSUの研究では、CAIRE FreeStyle Comfortは、8つの評価項目のうち7項目で、他のPOCと比較して高いFiO2を達成したことが実証されました。FiO2とは、人が吸い込む酸素の割合または濃度と定義されます。これらの情報から、臨床医は患者の呼吸数を考慮した上で、特定のPOCを推奨する必要があると結論づけています。
本データは、欧州呼吸器学会(ERS)および米国呼吸器ケア学会(AARC)が主催する2021年大会で発表されました。GSUの研究者は、今後数カ月以内に最終版レポートを医学雑誌に掲載する予定です。
2018年に発売されたFreeStyle Comfortは、市場からの評価を得ており、世界中で数十万人の酸素ユーザーにご利用頂いています。FDA認可のFreeStyle Comfortは、UltraSense®高感度呼吸検出機能、autoDOSEと云う安全性能を備え、myCAIRE™遠隔ソリューションに接続することが可能です(米国のみ)。米国以外では、FreeStyle Comfortに、安静時や活動時のユーザーの呼吸数に合わせて流量を調節するautoSAT®技術が追加されています。
「FreeStyle Comfort携帯型酸素濃縮器は、COPDなどの呼吸器疾患による活動制限がある患者さんがよりアクティブなライフスタイルを維持できるようにするために開発され、患者さんの動作時にも酸素供給を最適化し、外出先でも快適に過ごせるよう特別に設計されています」と、グローバルマーケティング担当副社長のBarry Hassettは述べています。「この研究により、フリースタイルコンフォートは、患者が必要なときに必要な酸素を供給できるようにするという目的を満たしていることが確認されました。」
ERSで発表されたポスターは、こちらのリンクからご覧いただけます。AARCで発表された情報を見るには、このリンクをクリックしてください。 To view the poster presented at ERS, please click this link. To view the information presented at AARC, please click this link.